2018年1月10日水曜日

【テクニック解説】アジャストメントは神経を刺激する

関節に対しての素速いリコイル式スラスト(低深度の衝撃)

関節に対して瞬間的にポンと衝撃を与える方法で、その関節に付着する筋肉や腱が刺激される効果を持つ。筋肉が伸長されるとその中の筋紡錘が刺激され、Ia求心神経を通して中枢神経へ刺激効果が生まれる。
腱が伸長されるとその中のゴルジ腱器が刺激され、その筋肉への弛緩性の刺激効果が生まれる。施術者はアジャストメントが何をもたらすか考えて行なう必要がある。
素人の“ずれた骨を動かす"という考え方は危険であり、頸椎ならばむち打ちになりかねず、腰椎なら椎間板を損傷させてしまう。
矯正の目的は骨を動かすことではなく、関節の弾力性を高めることと理解すべきである。むやみに骨を動かすような矯正は危険である!